リゾームの開発OJTでの学びと成長ポイント

株式会社リゾーム 業務ソリューション事業部 企画開発課の梶谷です。

今年入社し、5月から12月頭まで開発OJTに参加しましたので、今回はその具体的な内容をご紹介します。

私はIT系の専門学校を卒業してはいるものの、コードを自力で書いた経験はあまりなく実務スキルがほとんどない状態でOJTをスタートしました。

ほぼ未経験で弊社の開発OJTに参加して成長したことや、特にありがたかった点もお伝えしますので、就職活動中の方や開発系のOJTに関わる方の参考になれば幸いです。

開発OJT概要

まずは具体的にどのような取り組みを行ったか紹介していきます。 OJTの取り組みは、大きく3つのカテゴリに分けられます。

  • 通期で継続して行った内容
  • 期間を区切って集中的に取り組んだ内容
  • 個人で自主的に進めた内容

この3つに分けて、具体的にご紹介します。

通期で取り組んだこと

OJT全体を通して継続して行った取り組みです。

昼会

毎日、昼休み後に実施しました。 当日の取り組み内容を自分の言葉で解説する形で先輩に報告し、理解度を確認してもらう時間として活用していました。 報告の中で不明点が明らかになった場合はその場で先輩から説明を受け、疑問を解消しました。

OJTフィードバック

毎週金曜日に実施しました。先輩から今週の課題に対するフィードバックを受け、理解度や改善点を確認した後、次週の予定を確認し目標を設定していました。

日報の記入

毎日、その日の作業内容や理解できたこと、課題を記録しました。記入後、先輩からアドバイスをコメントしてもらい、改善点や次の取り組みを確認しました。

メンター面談

月に一回ほど実施しました。OJTで技術面をサポートする先輩とは別に、メンターの先輩と業務やキャリア、働き方など幅広い相談ができる場で、学習以外の不安も解消できました。

期間を区切って取り組んだこと

特定の期間で集中的に進めた学習です。 製品で使用している技術を中心に学んでいます。

ZENStudy:Webアプリケーション開発(5月頭~7月半ば)

www.nnn.ed.nico

こちらの学習ツールを使ってプログラミングの基礎文法やWebアプリケーションの仕組み、アルゴリズムなどについて学び、プログラミングについての基礎知識を実際に手を動かしながら身につけました。

プロを目指す人のためのRuby入門(7月半ば~8月半ば)

こちらの本を読み弊社製品の開発言語であるRubyについて学習しました。

1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座(7月半ば~8月半ば)

こちらの本を読んで、読書会として開発OJT参加メンバーで感想を発表することでHTMLとCSS、Webデザインについての知識を身につけました。

Railsチュートリアル(8月半ば~10月半ば)

railstutorial.jp

こちらの教材を利用し、教材を見ながら実際にサンプルアプリケーションを作成することでRailsについての基礎知識を身につけました。

RSpecによるRailsテスト⼊⾨(10月半ば~10月末)

leanpub.com

こちらの教材を進めることを通してRSpecでのテストについてやテスト駆動開発の知識を身につけました。

オリジナルアプリケーション制作(11月頭~12月頭)

設計から自分で考えてアプリケーションを実装し、作成したものを部内で発表しました。

個人での取り組み

その他、個人で取り組んでいた取り組みについても紹介します。

タッチタイピング練習

私はタッチタイピングがあまりできなかったので業務内で時間を決めてタイピングソフトでタッチタイピングの練習をしていました。

未経験としてありがたかったこと

ほぼ未経験で研修を受けてみて特にありがたかったことについて挙げていきます。

毎日の昼会で質問できる環境

OJT開始直後は「わからないところがわからない」といった状態になっていました。

昼会で自分の言葉で説明する際に初めて分からないことが発覚することが多かったのですが、先輩に理解度を把握してもらえたことで適切なサポートを受けられ、分からない部分をその場で解消できました。また、学習内容以外にも業務に関する悩みも相談できたので安心して学習に集中できました。

課題を最後までやり切る方針

学習進度が同期よりも遅れてしまうことがありましたが、途中で中断することなく最後までやり切るための時間を確保していただきました。 その結果、基礎からしっかり理解でき、後々の応用力につながりました。

定期的なフィードバック

毎週の振り返りで、今週の課題と次週の目標が明確になりました。自分の進捗を客観的に確認でき、モチベーションを維持できたと思います。

初歩的な内容から学習を始められたこと

ZENStudyやRuby入門など、基礎から段階的に学べる教材が用意されていたので未経験でも取り組みやすく、理解を積み重ねながら進められました。 また、タッチタイピングの練習時間を設けて貰えたりと業務に直結する基礎的なスキルを身につける機会があったこともありがたかったです。

一から自力でアプリ開発を行い、成果を大人数の前で発表する機会があったこと

オリジナルアプリケーション制作で読書会用の書籍と感想登録ツールを開発したのですが、設計から開発まで初めて自力で完成させることができたので貴重な経験となりました。

これまで実用性のあるアプリケーションを作ったことはありませんでしたが、実際に使用を想定したものを制作できたことで、新しい視点を得られたと思います。 また、発表という明確なゴールと制作期限があったことで、開発にメリハリをつけて取り組めました。

成長したこと

研修を通して成長できた点についても挙げていきます。

理解度を言語化し、質問できるようになった

昼会で説明する習慣により、分からない部分を明確化できるようになりました。毎日先輩に説明することで説明力と論理的な整理力が向上したと思います。

疑問をすぐ解消する姿勢が身についた

毎日の昼会で分からないところを先輩に相談できたこともあり、疑問を放置せず、早めに相談する習慣が定着しました。 学習効率が上がり、課題を着実に進められるようになったと思います。

焦りをコントロールし、着実に進める力を得た

学習進度に遅れをとってしまった際、同期との進捗差に焦りを感じても、優先度を整理しキャッチアップする方法を学びました。 理解を優先する重要性を実感し、落ち着いて学習に取り組めるようになりました。

チームコミュニケーション力の向上

毎日の昼会や週次フィードバックで、進捗共有や相談の習慣が身につきました。 チームで協力しながら進める意識が強まったと思います。

おわりに

ほぼ未経験からのスタートでしたが、OJTを通じて基礎から応用まで幅広く学ぶことができました。

「わからないところがわからない」という段階から始まったOJTでしたが、少しずつできることが増えました。 オリジナルアプリケーション制作の際に、自力で開発を進められるようになっていたことは大きな成長だと思っています。

今後は製品に関するOJTが始まり、実際の開発に関わる機会も増えていくと思います。これまでに身につけた知識を生かし、さらに成長できるよう努力していきます。

同じように挑戦する方にとって、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。