株式会社リゾーム 技術部 システム開発 第3グループの渡邉です。
「Linux標準教科書」読書会の第7回レポートです。第6回目のレポートはこちらになります。
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読書会の題材
前回に引き続きLinux標準教科書を題材としています。
7回目レポート
今回は「第8章 ユーザ権限とアクセス権」で、参加者は6人でした。
それぞれの感想・意見交換
ファイルの所有者と所有グループについて
- chmodはchange mode、chownはchange owner、chgrpはchange groupが由来
- コマンドの元になってる言葉を知っておくと、コマンドの動作も理解しやすい
- 「chgrp」の読み方として「ちぐるっぷ」「ちぇぐるぷ」と呼ぶのを聞いたことがあるが、素直に「ちぇんじぐるーぷ」と呼ぶのがいいかなと思った
- chownで所有グループも変更できるので、chgrpの存在を忘れていた
ファイルとアクセス権について
- ファイルが読み込み権限だけだったのを、書き込みもできるように変更したりなどをしたことがある
- 秘密鍵はユーザーの権限だけ(600)にしないと、SSH接続時にエラーになるので良く変更する
- アクセス権の変更は大体、8進数で指定している
- 8進数で指定しても、実際にどんな指定になったのか分かりにくそう
- タイプ量が減るのがメリットくらいかな
- よく使う指定は暗記して使ったりするんだろうか
- パターンも少ないので、慣れればすぐに覚えられると思う
- 分かりやすさではテキストで指定した方がよさそうだが、書きやすさ的には8進数指定の方がササっと書けそうなイメージ
- umaskコマンドでパーミッションの設定ができるのは知らなかった
- モードの指定に setuid ビットと setgid ビットと sticky ビットという特殊な属性がある事を初めて知った
- システムテストで失敗した際に画面のスクリーンショット取るので、それを保存するためのディレクトリに対してアクセス権を変更したりしている